

渡航前の準備

ノートPCやPDAが普及した昨今、仕事場だけでなく、家庭内でもインターネット環境があたり前になりつつあります。
1週間ぐらいの海外出張から数ヶ月の短期留学など、海外の滞在先でも日本にいる時と同じようなインターネット環境があれば情報の入手や家族とのメールのやりとりを簡単にすることが可能です。
とりあえずパソコンは入手したものの、他にはどんなものが必要になるのだろう。
そんな貴方に海外でインターネットをするためのヒントをお教えしましょう。
海外でインターネットをするにはまず現地でのアクセスポイントが必要になります。
日本にいる時は社内LANであったり、自宅ではISDNやADSLの常時接続があたりまえのようになっていますが、海外で接続するにはアクセスポイントが必要になります。(最近では、ホテルなどにもLANで接続できる環境が整っているところもあります)
滞在先から日本のアクセスポイントに接続したのでは国際電話料金がかかってしまいます。そこで現地でのアクセスポイントの確保が必要になってくるのです。
例えば「ワールドパスポートネット」にご入会になると世界150ヵ国(22,000以上のアクセスポイント)のアクセスポイントがご利用いただけます。
アクセスの方法も、電話回線を利用したモデムや、ワイヤレスブロードバンドやワイヤードブロードバンドなどがあり、現地の施設の状況にあわせて選べます。
現在日本で使っているプロバイダが海外ローミングサービスを行なっているか、あるいはダイレクトアクセスポイントを海外に持っていれば、それを利用することが出来ますが、その際は滞在地にアクセスポイントが提供されているか、回線接続料金はいくらかかるかなどを再確認しましょう。
※海外ローミングサービス:各プロバイダが自社でもっているアクセスポイントをプロバイダ同士で互いに乗り入れをし、ユーザーがアカウントを変更することなく接続を可能にするサービスです。
プロバイダやアクセスポイントの準備が出来たら、出来るだけ国内での接続確認をしてから渡航しましょう。海外で繋がらなかった場合、日本と同じようなサポートを受けられるとは限りません。
※海外のアクセスポイントは地域によって他国あるいは市外からの接続を受け付けないポイントもあるので、繋がらない場合はプロバイダ等に確認してみましょう。
※プロバイダによってはメールの送受信の際、自社以外のアクセスポイント(海外ローミングなど)からの接続を拒否する場合もありますのでご確認下さい。(一度受信の作業をしてから送信することで解決することもあります)
海外の電圧は日本より高いので(110Vト-240V)、日本の電化製品(100V対応)を持っていっても使えません。
※出火したりして破損する可能性がありますのでご注意下さい。
また、電源プラグや電話プラグも日本と形状が異なっています(「国別プラグ対応表」参照)。
お持ちのPCのACアダプタが高電圧(240V)対応かどうかを確認します。対応していれば高電圧対応の電源ケーブルを用意すればよいのですが、もしそうでない場合は変圧器が必要になります。
またACアダプタのメス側の差込口が2ピンタイプでなく3ピンの場合エルバックPCプロは使えませんので、その場合も変圧器が必要になります。
それでは、イギリスを例にとって各ツールの確認をしてみましょう。
| アイテム | イギリスの状況 | 対象商品 | |
|---|---|---|---|
| 電源 | 電源プラグアダプタ | B、B3、BF、C | エレプラグの各タイプあるいはマルチ電源形状変換アダプタ、ゴーコン |
| 変圧器あるいは高電圧対応ケーブル | 230/240ボルトに電圧を上げる。 | モバイルトランスフォーマ150あるいはエルバックPCプロ | |
| 電話 | 回線チェッカー | 電話回線の電流値をチェックしてモデムが安全に使用できるかどうかを確認 | モデムセーバーStick |
| 電話プラグアダプタ | イギリス | テレコネクター(イギリスタイプ) | |
| 延長ケーブル | 電話コンセントとパソコンが離れている場合。 | てるまきくん | |
| 音響カプラー | 電話機や回線の種別にかかわらず、直接受話器に繋いで接続。 | テレカプラーⅡプラス |
モデムが内蔵されていないと電話回線を介してインターネットをするのは不可能です。パソコンの購入時に確認しておきましょう。内蔵されていない場合は別にモデムカードを用意します。
また海外の規格に対応していないと、万が一現地の設備に損害を与えてしまった場合、メーカーは保障してくれません。海外規格対応のモデムを使いましょう。ワールドパスポートモデムは世界32ヵ国に対応したグローバルPCモデムです。
モデムの用意が出来たら、国内で接続確認をしておきましょう。